
面白かった・・けれど。
これ、久々の東野2(ややダッシュくらいか)。じゃない?
と思ったら、昔の作品なんですね。
なるほどね。
雨村慎介は、バーテンダー。
ある日の閉店間際に来た客に「アイリッシュクリーム」という名前のお酒を注ぐ。
・・・なんか、不味そうなんですが・・・
そして店を閉めて帰宅しようとしたその瞬間、頭を殴られてしまう。
そして記憶が一部失われてしまう。
自分が交通死亡事故を起こしていた事も
そして、どこかに「あれ」を隠していたことすらも。
内容に触れます。
最初に岸中美菜絵の事故の場面。
そして慎介の事件。
深まる謎。
怪しい人々。
登場人物がほとんど怪しい。
つまり慎介は信用できるような人物がまわりにほとんどいないということだ。
あらら。
この本の感想を見ていてどこにも登場するのが、不思議な女、瑠璃子と慎介の官能シーン。
「東野さんは、どしても書きたかったのかい?」と書かれてるものすら多く目にした。
あのシーンは、どうなんだ?と考えてみると、
う〜む・・・
岸中美菜絵にそういう趣味があったとも思えないし、そういうキャラじゃないだろうし・・。
怪しい雰囲気は出せるといえば出せるが・・。
まあ、そういうのは必要ギリギリじゃなきゃ書いちゃいけないってのもないわけで。
読む方としては・・・まあ、綺麗事の女性向の話は卒業するぞ!的なことかな。
「夜明けの町で」も
脱東野サスペンス
って感じでもあったんだけれど、まあね・・・
いろいろ書いてみたらよござんしょ、という所でしょうか。
べた褒め できる感じではなかったですが。
娯楽小説としては、○でした。
東野さんといえば、この秋「容疑者x・・・」が映画になりますね。
本人曰く良い出来の本らしいですけど、私には(T∀T)
勿論映画なんぞ見に行きませんよ!
どうして、東野作品ってこんなに作風が変わるんでしょ。
やっぱ、もうひとりいるのかな?
だいたい、フジの連ドラ決定の時に、「ああこれは容疑者Xまで行くわね」と思ってましたよ。
そういう流れだったんじゃないかと・・。
東野さんの作風の変化は、文章の変化。
あの人、初期の文章があまりうまくないんですよねきっと。
で、段々お上手におなりです。
で、「あれ?」と思ったら、なるほど、これって9年も昔の作品の掘り起こしだったんですね。
私も随分、待ちました。
宮部さんの新刊が、まだまだ来ませんよ・・。
これは発売日前に予約して来ましたから(^▽^;)>゛
今はまだおちかが女中さんとしてオジさんちで働き出したとこなんでこの後どうなるか楽しみです。
一気に5冊も予約本が入荷。
サクサク読まなくちゃ(´・ω・`)
いいなあ〜、今見たら、「おそろし」は、あと76人も!
予約が一気にって、ありますよね。
来ない時は全然来ないんだけどね。
図書館派は、そういうのがツライよね。
でも、考えてみたんだけど、買うと、「いつでもいいや」って思うから意外に読み始めが遅くなる。
図書館だと期限があるから結構さっさか読む。
という良さも、あります。
だから、こうやって何読んだか書いておかないと、もうサッパリ忘れますよ。
これ・・私苦手でした〜
東野さんは大ファンなんだけれど、こういう真相は駄目です。現実のミステリと思っていたらそっちにいっちゃったのね〜ってとてもガッカリで。
又好きな系の東野作品を読みたいものです♪
実はコメントの返事書きなおしています今。
というのも、「ダイイング・アイ」の中身がなんだったか忘れてて、「流星の絆」と間違えた内容のような返事を書いてた・・(~_~;)。
苦手ってなんだっけ?ってよく考えたら、ああ、これってあの交通事故の〜となりまして。
この内容を「虚夢」と間違えてた・・・。
で、その間違えてたコメント、下に一応コピーして貼っときます。
(^^;;
「さくらさんは苦手だったですか。
そうですね、どっちかというとミステリ枠から出てしまいそうな最近の東野さんですよね。
このドラマも相当の期待度のようですが、どうなんでしょうねえ。
読んでない人には、いいんじゃないかって思うんですけど。
主題がずれると、一気にさめるので、どうなるかなあって思うんですが。
白夜行はドラマ、もう全然だめでしたから私」
って、これ完全に間違えてますよね。ホント・・・